春の七草から思うこと

1月7日は七草粥です。

はっきりとした起源についてはわからないようですが、ネットや本などに書かれているものはどれも本当に思えます。そもそも時節の行事や地域の行事は同じ日本人が作ったものですから、なぜこんな行事になったのか?、どうしてそんなことするのか?とかはっきりわかることって多くないと思います。お祭りに行って「どんなお祭りか」聞いてまともに返事が出来なくても「今の時期にするもの」でも充分良かったりしてしまう。本当の意味を理解するのも大事だと思いますが、自然崇拝から発生した祭りごとは理由がないのが本当では?と思ってしまいます。

ただやはり「日本人」ですから「ハレの日」は大事にして行きたいと思います今日このごろ・・・。今の時代は遊ぶことや遊ぶところが本当に沢山あって、個人主義で、人の付き合いが面倒な方が増えた。地域の小さなお祭りや色々な行事が廃れていますよね。「特別な日」が魅力的に感じないんです。

毎日いろいろありすぎて。だから大切に出来ない・・・。こんな因子もかなり関係しているのでは?と個人的には思います。すごく大きな、有名なお祭りは廃れませんよね。でも しきたり(知らないものも沢山あります)や身の回りのちょっとした一年間の季節の移り変わりを生活に取り入れてイベントにするような楽しみ方を出来ない方のほうが多くなってしまいました。これは残念。かく言う私も現在は妻の誕生日と結婚記念日に全力を傾けるだけで一年が過ぎています。これから「しきたりや行事」を大切にして子供にも教えてゆきたいと思っています。

とにかく七草粥でございまして、「二匹の鬼」の7日の朝食のお粥は七草粥です。 お客様の無病息災をお祈りしてお出ししたいと思います。

お客様皆様のご健勝を二匹の鬼はお祈り申しあげます。

ちょっと語ってしまいました今回ですが、次回からはいろいろご紹介しながら一年間頑張りたいと思います。